2022/12/6の吐き戻しから続く、闘病記録です(現在進行系)。
うちに来たばかりの頃
カリフォルニアキングスネーク(名前:シマ子)
2021年1月 ショップで購入
(この時点で生後半年くらいかなー?とのことでした)
温度 28~29℃
湿度 50~70%
細かく気にしていない。40%以下だったら必ず加湿、脱皮前は80%くらいにする
ベビーの頃はピンクマウスをバクバク食べていたのですが、飼育1年半くらいからマウスへの食いつきが悪くなりました。
テキサスラット拒食からの立ち上げ記録でも書いたのですが、ヘビは食べるより食べないくらいのほうが健康!と思い込んでいて(それは十分なアダルトサイズになってからの話です)、
この子も小さい頃の給餌量が少なめで、エサに対してアグレッシブじゃない子に育ててしまったと思ってます。
もうファジーどころかホッパーでもいいサイズなのにピンクLを1~2匹だった、という感じです。
ホッパーを1匹しか食べない月もあったけど、必ず月1で脱皮していたので、健康なんだろうなーってあんまり気にしていませんでした。
2022/10、テキサスラットの拒食をヘビ博士に相談した時に、「ウズラかヒヨコ試してみるのもいいかも」という話が出たのをキッカケに、ヒナウズラをあげてみました。
すると食いつきがめちゃくちゃよかったんです。
2022/10月下旬からウズラを与えるようになり、チェーンでマウスも食べさせていました。
チェーンも初期は騙されてくれたんですが、だんだん通用しなくなってきます。学習するのか。。
※以降はウズラ=ヒナウズラのことです
2022年11月の給餌
11月頭時点でおそらく体重350~380gくらい、長さは100~110cm?
(体型で判断してたので体重を計る習慣がなかった)
11/2 ウズラ×3、ファジーマウス
11/6 ウズラ×1、アダルトM
11/12 ウズラ×4
11/19 ウズラ×2、アダルトM
11/27 ★脱皮 ウズラ×4
——————————-
12/1 ウズラ×2
12/5 深夜2:00 ウズラ×2
今思うとマウスあんまり食べなくなって少食気味だったのに、給餌量が多かったかもしれません。
あんまり食べてなかったので、それを取り戻したいと思ってしまいました。
けれどこの量を3日に1回とかではなく、大体1週間は空けていたので、多すぎってこともないような気がします。
フンもちゃんと確認していました。
吐く前の最後の給餌(12/5)、2匹目のウズラを真横から咥えちゃって、ずーーっとムシャムシャしてて、結局気持ち悪くなったのかペッって放り出してしまいました。
違う、こっちから食え!って飼い主が軌道修正しようとしたんだけど無理でした。
これが原因ってわけじゃないんだろうけど、そういう行動もありましたね。
2022/12/5、吐き戻す
12/5 深夜2:00 ウズラ×2をあげたところ、
18:30に2匹とも吐き戻しました。
吐き戻す瞬間をたまたまバッチリ見てまして、急に口を開けながら後ろに下がり、身をくねらせ始めたんです。
今までに見たことない異様な光景で、「え?」と思ってる間に2匹吐きました。
とんでもないトラウマ光景で、目に焼き付いて離れない。
吐き戻した時点で体重385g。
吐き戻してから1時間後、喉が腫れました。
動画で見たほうがわかりやすいです。
ちょっとわかりにくいですが、通常、こんな風に皮膚がたるんだりしません。
原因
この時は、最後に給餌した時、ちょっと触ったからだと思っていました。
ウズラ2匹をあげる→ケージを閉めようとすると外に出てくるので、だめだよ~って感じで押し返したんですが、
食べた直後にも関わらずちょっと手で持ってしまったので、それがいけなかったのかなと、、
ただ結果的にこの吐き戻しは悪性だったので(後述します)、今思うとそれは関係ない気がする。
正直言って、吐き戻した原因はわからないです。
やっぱり11月頭からガンガン与えすぎていて、胃酸の補充が間に合わなかった(?)のか・・・そんなことがあるのかわからないですが・・・
12/2、3と留守にしており、12/4に帰ってきたらコーンスネークのベビーの排泄物に未消化マウスが混ざっており、カリキンの吐き戻しが12/5。
12/13、16に停電するのですが、結局電線が古くなっていたのが原因だったんですね。
コーンベビーの未消化と重なってるし、12/2~3の留守にしてる間にももしかすると停電→復旧しており、温度下がって生体にダメージあったのかなあ、、とも思うけど、この線は薄そうです。
ヘビ博士に「吐き戻してしまった」と相談したところ、風邪としか考えられん。安い温度計使ってない!?温度合ってる!?と言われたんですが、
心配性で90cmケージの端と端に温度計つけてるので、温度が低すぎるということはないかと思います。
吐き戻しを甘く見ていた
この時は「ヘビも長い人生、吐いちゃうことだってあるよねー」と軽く見ていました。
人間だって普段から手洗ってうがいして健康的な食事してても、風邪引く時は引く。原因不明で気持ち悪くなったりすることあるし、と。
この時に手を打っていれば・・・と今は後悔しかないですが、この時点では知識がなかったのでわかりませんでした。
っていうのも、吐いてからもめちゃくちゃ元気だったんですよね。
人間だったら具合悪い=あんまり動かない・元気がない・寝たきりですが、
いつも通りよく動くし、ヘビあるあるの脱走しようとして鼻をぐりぐりするこの動きもよくやってました。
こんなに体力減りそうなこと、元気じゃなかったからやらないでしょと。
嘔吐後、フンが異常だったかどうか覚えてないんですよね。フンしたかどうかも。
テンパってすぐに片付けちゃったのと、1回目はやっぱり「長い人生、吐くこともあるよねー」と思ってたから。
仮に下痢っぽいフンしてたとしても、「たまには下痢もあるよ」と思って気にしてなかったと思います。
ヘビ博士に「1回吐き戻したら3週間は空けたほうがいい。吐き癖ついたら終わりだから」と言われたので、1ヶ月空けました。
ひと月も開ければ大丈夫だろう、とこの時は思ってたんです。
2023年1月、2回目の吐き戻し
2023/1/6、1ヶ月空けたし、この1ヶ月めっちゃ元気だったし、大丈夫だろうと思い、ヒナウズラ×1あげました。
翌日1/7のAM11:00、ケージを見るとまた吐き戻していました。
最初は黄色い汁の部分が見えたので「フンしたのかな?」と思った。
違うとわかったときに頭真っ白になりました。
人間も具合悪くなる時あるからねーとか、人間と比べても意味ないわけですよ。身体の構造が違うんだから。
すぐに体重を測りましたが、356g。1ヶ月前より30gも減っています。
その日の夜、異様な状態のフンをします。
2回も吐かせてしまうって、ヘビからしたら致命傷。
この時は「ヒナウズラなんてデカいのあげたからまた吐いちゃったんだ、ピンクSをあげていれば吐かなかったかもしれない」と死ぬほど後悔していましたが、
知識がついた今思うと、そもそも根幹の胃が荒れている状態が治っていなかったので、どっちにしろ吐いていたような気がします。
この時ピンクSあげて吐かなくても、次にピンクSあげるときにまた吐いてた気がする。
ツイッターで同じ状況から回復させた人はいないか、ググりまくる。起きたら死んでるんじゃないかと思ってロクに寝れない。
2023/1/8 病院に電話
朝11時、状態が普通じゃない、白い腸のような異常なフンを3~4回していました。夜のうちにしたんでしょう。
1回じゃなくて、小出しに出すんですよね。
これはこんなヘビの飼い方をしてはいけない。さんのフンの状態には気を配ろう!のフンの状態とまるっきり一緒でした。
動物病院Aに電話。種類を聞かれ「カリフォルニアキングスネークです」と言うと「診れない」と言われ心が折れかける。のちにわかるのですがここは評判の悪い病院でした。
動物病院Bに電話。予約制のため、次に予約取れるのが13日(金)とのこと。なぜかずっと電話口の受付の方がタメ口。今ヤバいから電話してるんだよ、今診てもらいたくて電話してるんだよと思いつつ、とりあえず13日に予約。
動物病院Cはネット予約できるのだが、1ヶ月先まで満員。
ダメ元で電話してみると、「当日、整理番号でも受け付けてるので大丈夫ですよ」とのこと。
明日、朝イチで動物病院Aに行こうと決めて、この日どうしても外せない用事が入っていたので外出。死んでるんじゃないかと思って出先でも気が気じゃなく、ずっと上の空でした。
21時過ぎ、また異常なフン。
2023/1/9 病院へ
寝不足、疲労状態で朝イチで病院。寝起きでタクシー乗ったら酔いすぎて死ぬかと思いました。
こんなヘビの飼い方をしてはいけない。さんを事前に見てたので、フンも持っていったほうがいいだろうと前日にしたのを持っていきました。
触診、口の中を診ても問題なし。フン検査の結果、胃が荒れているのでバイトリルという薬を14日分処方。
体重がしっかりあって痩せているわけではないし、大丈夫だろうと言ってもらえました。
1mlシリンジと、シリンジの先端につける細いパーツも一緒にもらいました。
人生で初めて動物病院に行きましたが、「生き物」という最強の可愛い生物とセットだからか、待合室でめっちゃ話しかけられて平和空間で心が救われました。
動物病院Bにはキャンセルの電話。
2023/1/10 なかなか薬をあげなかった
先生は「薬をマウスに注射して与えればOK」と言ってたんですが、そもそもマウス好きじゃなくて食べんのよっていう前に、
1/6に吐いてますよね?
私としては、また3週間以上は空けたかったんですよ。。
2回も吐かせて、今も朝起きたら死んでるかもしれないって状態なのに(と思ってたが、ヘビって意外と丈夫なんだなと今は思う)、
次に吐かせたら本当にヤバいと、慎重の慎重の慎重になっていました。
トラウマ・恐怖症です。誰でもこうなりますよね。
でも先生に聞くと、「いや、もうあげても大丈夫だよ」と。
ヘビ博士(3週間以上は空けたほうがいい)と言ってることが違うんですよね。。
いいわけねえだろと一気に先生への不信感が募ってしまいました。
今思うと、「それくらい薬がバッチリ効くからあげても大丈夫なんだよ」ってことだったのかもしれません。
マウスやウズラに注射して与えるのは吐くリスクがあるから怖いけど、シリンジで薬だけあげるなら自分的にもOK。
で、先生「口元にピュッとするとペロペロして舐めてくれるよ」とも言ってたんだけど、
それを聞いた時、私が頭にイメージしたのはこれでした。
こうして落ち着いてるところに、口元にピュッってする。
そんなの嫌がって顔を逸らして飲んでくれるわけがない、何言ってんだ?至難の業だろと。
結果的に先生が言ってたのはこうやって仰向けに持ち、首を軽く押さえて口にピュッってする→ペロペロしてくれる、ってことだったんですが、この段階ではバカな私はわかっていません。
口を開かせてピュッとやらないといけないんだろうなと思いこんでいたんですよ。
普通に考えて薬のあげ方ってそれしかないし、確実に飲ませなきゃいけないしと。
YouTubeで「ヘビ 投薬」などで調べると、やっぱりみんなそうやってましたし。
ビバさんはゾンデで口の奥まで突っ込んでやってますね。カーペットに1人で投薬できるのすごいわ・・・
ビバさんのような喉の奥まで突っ込んでの投薬は非常にハードルが高かったので、このような感じであげようと思ってました。
これ以外に投薬の方法なんてないだろうと、口を開かせる以外の方法なんて考えようともしなかった。
病院に先が細いやつもらったって言ったけど、
こんな細いやつ口の中に突っ込んでも、喉を傷つけるだけやろ!と、先端の黄色いのは最終的に捨ててしまったんです(最悪)
先生が意図してたことって、ほんとはこういう使い方なんですけどね。。
あと、14日分も薬出すか?2週間も毎日口開けてあげてたら生体の負担にならない?っていうのもちょっと不信感でした。
水溶性レプラーゼを導入、意識的に飲ませる
1/12ごろから水溶性レプラーゼを使い始めました。
死にものぐるいでいろいろググってて、とあるブログのコメント欄で、「うちのレオパはレプラーゼですごく良くなった」的なことが書いてあった。
こんなのがあるんだ、ってツイッターを「レプラーゼ」でググっても評判だし、
カメまる子さんのレプラーゼ動画に「吐き戻し気味だったうちの蛇も良くなった」ってコメントがあったんですよね。(すまん別動画かもしれん)
購入前に、販売元に「仮にヘビが1日中、浸かってても大丈夫か」と確認したところ、問題ないとのこと。
ベンリーパック食品さん、神対応ありがとうございました。
ダイソーで500円だったグラタン皿(ダイソーのおしゃれ系列・Standard Productsだと300円だったりする)に、
水600ml・レプラーゼ3g溶かし、毎日交換しています
大きい水入れにしてるのは、少しでも水飲む確率を上げるため。
また、交換時にヘビをあえて水入れの上に置き、意識的に飲ませてました。
すぐ水から出ちゃうな~って時は、頭をちょんちょんと押して水に沈めてました(こう書くと誤解を招きそうですが)。
そうすると泳ぎながらペロペロして飲んでくれたりするので。
シマ子は入浴が好きで、水嫌いな子ではなかったからできたってのもあります。
口を開かせようとすると出血
とりあえずこのようにやろうと思い、薬を用意し、顔の横を持って口を開かせようとするんですけど、
すごい噛みしめるし、力が強くて、後ろに身を引くから指からすっぽ抜けちゃうんです。
その結果、口から出血しました。血を見た瞬間、頭真っ白。
人間で言うとぎゅーっと噛み締めすぎて唇から血が出るみたいな感じです。シリンジの先を口に入れることもできないまま失敗。
マウスロットになったら更に悪化するので、無理強いせず終わりにしました。
この時は「気づいたら上と下で押さえてしまってた、だからだ・・・」って思ったんですが、翌日以降、
2回目も3回目も口から出血させてしまい失敗。
とにかく力が強くて、シリンジの先を口に突っ込むまでいけません。心が折れたので、
「やっぱり3週間待って、餌に注射してあげるしかない」
と計画を変更。
なので病院受診の1/9から1月下旬まで、投薬することができませんでした。
今思えばこの時点で正しい投薬方法、もしくは入院させてればこんなに長引いてシマ子を苦しめることはなかったかもしれないです。
変な尿をするようになる
この頃からだったと思うんですが、ペットシーツに黄色いものがつくようになりました。
つまり尿なんですけど、塊で出せず、液状でちまちま出しちゃうって感じというか、、
イメージ的には総排泄孔がちょびっと開いて出ちゃうって感じなのかなと。
健康なヘビだったら尿酸は一度に塊で出てくるし、こんなちょっとずつしないですよね。
明らかに異常なので、このペットシーツを持っていって先生に報告するも、「これはあんま気にしなくて大丈夫」とのこと。
それっておかしくない・・・??健康なヘビはこんな尿しないでしょ・・・??と今も腑に落ちていません。
これはレプラーゼ飲ませていても治りませんでした。ちょこちょこ水分が出ていってるってことなので、脱水も心配です。
※ツイッターで助言をいただきました!
確かにうちのナミヘビは、ハンドリングしててふと気がつくと手に汁がついてることがあります。カリキンだけじゃなくメキブラもそう。
その時に総排泄腔がちょっと開いてるのを確認してます。その汁が黄色かどうか、肌の上なのでわかりにくく、透明だと思っていましたね。
1/22 吐き戻し経験者に話を聞く
ツイッターでカリキンの吐き戻しから復活させた方に、DMで相談させていただきました。
・2週間空けて2連続で吐いたが、なんかそのまま復活していった
・異常なフンはしなかった
・正常なフンだったので、病院にフンは持っていかなかった(検査しなかった)
・2ヶ月ほど何も食べず、食べても吐くような状態だったが、あるとき急に食べるようになってそれからは普通。
これを聞いて、3-4回吐いてもフンが正常なことってあるんだと衝撃を受けました。
吐き戻しって良性と悪性があるんだ、とこのとき確信しました。
これは2021年の出来事で、2023年3月現在もこのカリキンちゃんは元気とのことです!
この方のパターンはそれこそ「長い人生、たまには吐いちゃうこともあるよねー」ですよね。
また、ある日突然マウスを食べなくなり、ウズラが好きになる→またマウス食べだすようになったそうです。
カリキンのマウス食べなくなる→ウズラ大好きはあるあるなのかもしれない。シマ子も一周回ってまたマウスしか食べない日が来そう。
1/26 ピンクS半分を食べない
1/26、吐いてから3週間ほど経過したので、もう固形をあげても大丈夫だろうと判断。
2週間空けた段階であげてもよかったかもしれませんが、すごく慎重になってたので、、
先生が「確かに吐き戻し開けにウズラ1個は多かったね、ピンクSを半分に切ったやつでもいいくらい」と言っていたので、
ピンクS半分に薬をまぶして与えてみました。
小さすぎて、薬を溶かしたものを注入・・・とかできないし、箸でつまむのも大変。
なんとかパクっとしてくれたんですけど、薬がついてるのを感じた&苦かったのか?それともマウス嫌いだからか?すぐにペッと吐き出してしまいました。失敗。
頭を水につけて飲ませようとするも…
薬を溶いた水を左手に持ち、生体を右手で持って水に顔を近づけ飲むように誘導しましたが、
あんまり上手くいかないし、300mlに薬を溶いたとしたら、300ml全部飲まないと「薬を全部飲んだ」ことにならないですよね?
小さいタッパーに薬を溶かしたものを入れて、飲んでくれないかな・・・と希望を込めてケージの中に置いたりしてました。
そう都合よく飲んでくれるはずもなく、、これも100mlに溶かしたら100ml全部飲んでくれないと意味ないです。
今思うとツッコミどころ満載なんですけど、なんとか少しでも飲んでくれないかと模索してました。
1/31 何も食べてないのにフンをする
最後に食べたのが12/1で、その後吐いてるため2ヶ月近く何も食べてないはずなんですが、フンしました。
尿酸は塊でいい感じですが、いかにも下痢っぽいなあって思いました。あんまりよくない状態だなと。
便が固形ではないですよね。
とりあえず動物病院に持っていくことに。
フンしてすぐ気付いたんで、液状のを見たからそう思うのかも?ペットシーツが水分吸ってくれればまた違うかな、と思ったんですが、動物病院到着後も形状は変わらなかったです。
先生に「このフンは良くないですよね?」って絶望しながら聞いたら、意外にも
先生「いや、かなりよくなってる」
それ聞いて地獄から天国に気持ちが浮上したのを覚えています。
顕微鏡検査してもかなり良くなってるとのこと。まあ最初は腸みたいなフンを4回に分けてしてましたからね、、
つまり、水溶性レプラーゼだけで良くなったんですよ。
毎日取り替えて、生体をケージに戻す時、あえて水の上に置いて意識的に飲ませてました。それが良かったのかもしれません。
先生「レプラーゼだけで良くなったんだねー、とりあえず薬は中止でいいよ」
え、薬中止していいレベルまで良くなってんのこれ!?ってびっくりしました。
爬虫類ショップに相談
病院に行く前に、近くの爬虫類ショップが通り道だったので、店長さんに
「カリキンに上手く投薬できないので手伝ってもらえないか」
「口を開けるのを手伝ってもらえないか」
と相談しました。
この時は口を開けて喉の奥にシリンジを突っ込み、ちゃんと投与しないといけないと思い込んでいたからです。
このショップでカリキンを買ったわけではないですが、別の子(コーンスネークのベビー)を購入しているのと、たまに餌を買っているので言えた部分が大きいです。
生体買ってなかったらさすがに厚かましくて頼めませんでした。
また、店長さんは動物病院に勤務していたことがあるらしく(獣医さんではなく、助手さん?)、
「それは投薬はお手の物だろう!」と、爬虫類ショップの人であることにさらなるプラス要素みたいな感じで、かなり信用できました。
私「@@病院に行ってバイトリル14日分処方されたんですけど、そんなに長い間投薬ってしますかね・・・?普通、1週間分とかじゃないですか?」(疑心暗鬼)
店長「先生が14日あげてって言うならあげたほうがいい。動物病院を信用してあげて。それ言われると信頼関係が成り立たなくてどっちも辛い」
と、勤務していた経験から怒られました。確かにそうだとこれはすごく反省しました。
2/2 給餌再開
かなり良くなっていると言われたので、給餌再開。水溶性レプラーゼは継続。
2/2 ウズラ頭のみ(1.6g)
2/4 ↑無事に消化(フン、健康な状態)
2/5 ウズラ頭のみ、ピンクマウスS(全部で3.5gほど)
2/7 フン(健康)
2/8 ウズラ胴体、ピンクマウスS(全部で6gほど)
2/9 朝9:00 吐き戻し、若干血便、病院
2回食べて問題なく消化したので、ウズラ胴体をあげたところ吐きました。
治ったと思ったぶん、ショックがかなり大きかったです。この時の絶望は言葉にできません。
今思うと量が多かったし、もっと給餌期間を空けてもよかった。ウズラ胴体半分でもよかった。けど、
・食いつきはめちゃくちゃいい
・2ヶ月食べてなくて体重減ってるから早く増やしたくて焦った
という感じですね。。痩せてきたら免疫力が下がる、ヤバくなるって強迫観念があって、この焦りをコントロールするのは大変難しいです。
尿酸はまあ塊なので健康寄り。
フンはやっぱり下痢っぽく、血混じり。
フンを持って病院に行きました。
2/6,7は家を留守にしていたので、久々にレプラーゼじゃなく普通の水にしてたんですよね。(レプラーゼ、毎日換えないと痛むため)
え、ちょっと普通の水にしただけでダメだったの!!?!?とこの時は思いました。
先生にもそう言ったけど「レプラーゼ2-3日飲まなかったからってそうはならない、あんま関係ない」とのこと。
やっぱりちゃんとした薬を飲まなきゃダメだったんだ、レプラーゼだけじゃダメだったんだと絶望。
またバイトリル14日分処方。
体重328g。吐き戻すと10gくらい減ります。
2/10 ピンク色の腸のようなフン、白いフン
朝9:30
この状態のフンは、こんな蛇の飼い方をしてはいけない。さんのフンの状態には気を配ろう!と全く同じ状態です。
このフンは明らかにヤバいと思い、
もうとにかくなんとかして薬を投与しないと本当にやばい、猶予がない、死んでしまうと、
前述した爬虫類ショップに事前に連絡して、タクシーで連れて行きました。10分もかからない距離です。
事前に薬を溶いて1mlシリンジに入れた状態で持っていきました。
私はテキサスラットのチューブ給餌の経験から、シリンジは奥まで突っ込んで注入したほうがいいということがわかっていました。
なので、店長さんに生体を押さえてもらう前に「ちょっと奥まで突っ込みますね」と言ったんですが(1mlシリンジの太さであれば奥に突っ込んでも無問題)、
ピンセットで口を開けて押さえてもらい、いざ私がシリンジを口に当てたら、
「奥まで入れると傷つける可能性があるから、その辺でピュッとしたほうがいいよ」
と言われてしまったんです。
頭の隅でもっと奥まで入れたほうがいいと警告する自分がいたんですが、
そう言われてテンパってしい、シリンジの先が喉にちょっと当たったくらいで注入してしまったんです。
薬が苦いのか、生体もちょっと嫌がってるような感じ。
朝にヤバいフンしたばかりなので、あまり負担をかけないほうがいいと早く帰ろうと思ったのですが、
店長「薬はこうやってやると1人でもできるよ」
と、また生体の頭を掴み、閉じてる口にシリンジを突っ込んで無理やり開かせ、「こんな感じ」と言いました。
この動作と同じです。
私はもう触らない方がいいと強く思っていたけど、私より爬虫類の知識がある方だし、止めることができませんでした。
その結果、離した途端、吐き戻しの時と同じ動作で血を吐いて薬も全部吐きました。
可哀想な動画なので注意です。音声は切ってあります。
「先生に報告しなきゃ」と思い動画を撮りました。
本当に可哀想で、できるならもう二度と見返したくない。
これを見たとき(ああ、もうこの子は死んじゃうな)と思いました。それくらいショッキングすぎる光景で、誰でもこれを見たらそう思うと思います。
黄色いっぽいものを吐いてると思いますが、1分前に飲ませた薬です。
原因
脱皮前だった
これが一番だと思います。
ただ、お腹がちょっと茶色っぽくなってるなー?って初期の初期の脱皮前です。
動画を見てもらえばわかると思いますが、目は白く濁っていません。
お腹が若干赤いのは気づいていましたが、ピンク色のフンを見た時に
・とにかく薬を早く投与しないとヤバい、薬が最優先
・まだ目が白く濁っているわけじゃない(だるそうにしていない)
から大丈夫だろうと思ってしまいました。
シリンジを喉の奥まで入れなかった
これはすごく思っていて、帰宅してからも
「奥まで入れればorチューブで投与だったら吐かなかったかもしれない」
と自分と店長さんを責めてしまい(とばっちり)(心の中で思うくらい許せ)鬱になりました
タクシーで持っていって揺れたのに、着いてすぐやったこと
ただ、動物病院に車や電車で生体を連れて行く→先生が診察、薬を経口投与することだってありますよね。
けどこれは待ち時間があるのとないのとで違うのかな、、<生体が休めるかどうか
いずれにしてもこれはあんまり関係ない気がします。
昨日、吐き戻したばっかりだったのに、昨日今日で無茶させた
とにかく薬投与が優先だ!とすごく焦っていました。
ショップの人が雑すぎた。。
「こうやると1人でもできるよ」って見本見せてくれるなら、
せめて薬の投与前に見せてほしかったです。。
苦い薬注入されて、うえーってなってるところに更に生体を持ち上げて無理やり口開けてましたからね。。
ショップの人を責めているわけではありません。そもそもが私が無茶言って頼んでますし、購入生体ではないのに善意で快く引き受けてくれました。
でも、扱いが雑だったっていうのは事実なんですよね、、
のちに通ってる病院の先生が「こうやって垂らすとペロペロしてくれるから」って教えてくれるわけですが、
動物病院勤務でそういうやり方も知らなかったん・・・?爬虫類いろいろ診てたって言ってたけど、そんな雑なん・・・?とかなり疑問に思ってしまったのは事実です。
「爬虫類ショップの人」だけだったらガサツな人だなあ・・・で終わってたんですが、動物病院に勤務していたっていうのが絶望に拍車をかけました。
ただ、獣医さんじゃなくて看護スタッフだとこんなもんなのかもしれない。。
ちなみに次の日、心配して連絡くださいました。
個人的にLINEを交換したとかではなく、店舗LINEです。以前から餌の入荷情報などをたまに聞いていたので。
良いショップさんですよね。この時はまだ気持ちの折り合いがつかず返信できませんでしたが笑
餌が地方だと高いのと(ピンクS×10匹が東京だと600円だがこっちは800円)、テキサスラット用のマウスペースト作るのにまとまった量が必要でヤフオクでまとめて買うことが多くなり(100匹以上で安い)、
たまたまこれ以来ショップには行ってないですけど、また緊急で@@が必要になった!とかあれば普通に行きます。
お互い、
「こいつ2匹同時(テキサス、カリキン)に具合悪くするってどんだけ飼育に問題あるんだよ」
「病院勤務歴があるくせになんでそんな雑なんだよ」
と思ってると思いますが笑
これでもうショップ行かない!ってなるのは子供じみてると思います。
ただ、私のせいで「もう投薬の手伝いは引き受けない」という方針になると思いますので、その点に関しては申し訳ないと思ってます。
2/11 吐いた血がそのまま出てくる
これを見た時、もう入院させるしかないと決意をします。
また生体を病院まで持ってくのが負担かかるしなあ、とかで尻込みしてたんですよね。。<入院
昨日口から出血したわけですが、「あんなに長い身体を通って、ちゃんと出てくるんだな」とのん気に感心する自分もいました。
尿酸も黄色ではありますが液状で、危うい状態です。
ちなみにこの時点で口を噛みしめる→出血というのを4回ほどやらかしているのですが、
不思議とマウスロットにはなりません。。
免疫力が弱いということではないってことだろうか・・・?とにかく、不幸中の幸いでした。
この液状の尿?をちょこちょこするのも相変わらず。
2/12以降、脱皮前&愛玩動物看護師国家試験で入院できず
すぐにでも入院させたかったんですが、脱皮前であまり動かすのはよくない&
例の愛玩動物看護師国家試験というやつで、
病院が2/17~2/20の4日間、休みだったんです(定休日も含む4連休)
全国的に動物病院が一斉に休みになったので、ツイッターでも「薬とかは早めにもらっといたほうがいいよ!」とかって話題になってましたね。
前の診察で先生に「最終手段で入院させてもいいか」と聞いていて、
「いいけど、国家試験の連休は病院に誰もいなくなるから無理だよ」と言われてたんです。
なので脱皮前だろうがそうじゃなかろうが、どっちにしろ預けることはできませんでした。
2/12~15の4日間だけ預けて、2/16~20に引き取り、2/21にまた病院に持っていく・・・って移動で生体に負担がかかるし、現実的じゃないですよね。
脱皮前だとどっちにしろ動かせないので、試験とかぶったのはちょうどよかったのかなと無理やりプラスに考えてます。
なので2/21までそっとしておきました。レプラーゼ水は継続。
血を吐いたのを最後に、異常なフンはしてなかったと思います。元気に動き回っていました。
長くなったのでここで1回切ります。入院編に続く。
最後に体重の推移を書いときます。
体重の推移
12/6 385g
1/7 356g(吐き戻し後)
1/20 346g
1/30 340g
2/9 328g(吐き戻し後)
2/19 325g(脱皮後)
やっぱり385gだった頃に比べると細いし、軽くなりました。